都市景観から広域自然地形まで、
リアルな3D空間で再現するデジタルツイン環境
BIMや点群などの設計・計測データ、DEMなどの地形データ、PLATEAUに代表される3D都市モデルに市街地や樹木などの独自開発3Dモデルを組み合わせ、ゲームエンジンを活用した3DCG技術で現実に近い仮想空間を構築します。
建物や道路が並ぶ市街地空間から道路・橋梁などの社会インフラ、さらに山岳・河川・湖沼・森林といった広域地形までをリアルに再現。さまざまなシミュレーションに活用することが可能です。
自動車・モビリティ製品の運転試験や自動走行・自律運転向け学習データ生成、ドライバー視点での見え方検証、都市開発後の景観確認、災害影響シミュレーションなど、現実に近い環境での体感型検証を実現します。ゲームやメタバース開発にも活用いただけます。

都市から広域地形まで再現する3Dデジタルツインを構築
フォトリアルな市街地の再現

PLATEAUに代表される3D都市モデルや点群などをベースに、道路標識・信号機・路面表示・自動車・人など独自の3Dアセットを組み合わせ、現実に即した高精度な市街地、都市・社会インフラ空間を再現します。
PLATEAUはLOD1のエリアでも、建物のテクスチャ最適化、窓・ドアの自動生成など、当社独自技術で高品質な景観を効率的に実現することが可能です。
広域地形・土木空間のリアルな表現

点群やDEMなどの地形・土木データを活用し、ゲームエンジン対応のハイトマップに変換してスケールや位置を調整。地表の分類には位置情報を利用し、岩肌や草地に適切なマテリアル設定を施します。
樹木などの配置にはプロシージャル技術を用いることで、自然でリアルな広域地形・土木空間を効率的に再現することが可能です。
柔軟な表現力と多角的視点

Unreal EngineやUnityなどのゲームエンジンを活用し、光源・天候・時間帯の変化や上空・車両・歩行者目線など、多角的な視点での体感型シミュレーションを実現。物理計算や効果音、エフェクトも追加することが可能で、都市・インフラ・広域地形を自在に表現できます。
多用途・多領域への対応

都市開発後の景観確認、道路・橋梁など社会インフラ計画、災害影響評価、広域地形での走行・搬送シミュレーションなど、多様な用途に対応します。
都市・広域双方の環境をリアルタイム3DCGで検証可能です。
実現できる主なユースケース
都市計画・建設・土木分野での活用

- 新しい街区や都市開発後の景観確認
- 建物・道路・橋梁の配置シミュレーション
- バリアフリー・ユニバーサルデザインの動線検証
交通・モビリティ分野での活用

- 道路・橋梁・広域地形を含む交通インフラ計画・検証
- 車両・歩行者目線での視認性・景観確認
- 都市内外の交通シミュレーション
災害・環境リスク分野での活用
豪雨や河川の氾濫の際に発生する水位の上昇など、視認性に優れたリアルに体感できる災害シミュレーションを実現します。
3D都市モデルデータやその他のGIS情報をゲームエンジンに取り込むことで開発します。
- 洪水や土砂災害の影響シミュレーション
- 広域地形を含むリスク評価・避難計画の検証
広域環境・ロボティクス分野での活用

- 山岳・河川・森林など複雑な地形での搬送・走行検証
- 自律走行ロボットやモビリティの広域環境における学習・検証
観光・地域活性化

- 観光地や歴史地区の景観シミュレーション
- 観光客の回遊動線・混雑状況の検証
- 観光開発・再整備後の景観確認
- バーチャル観光・観光プロモーション
当社独自の知見、技術、資産を活かした定評のあるクオリティ
ゲームエンジン
当社ではゲーム、エンタメ分野からビジネス分野に至るまで、UnityやUnreal Engineなどさまざまなゲームエンジンを活用した案件を数多く請け負う中、多種多様なニーズに対して柔軟に対応できるスキルと体制を整えてまいりました。
ゲームエンジンは3Dグラフィックスの高精度な描画や物理計算機能などを備えているため、時間や日照条件、天候の変化、周辺環境と並んだ際の見え方の違い、光源や効果音などのエフェクトの追加といった表現も自由自在です。上空から見下ろしたバードビューや歩行者目線でのウォークスルー、車目線での走行など、既存のツールによっては実現することが難しい体感型の空間ビジュアライゼーションを実現できます。

都市モデルデータベース「PLATEAU」
「PLATEAU」で提供される都市モデルデータは、一部の都市部を除くと、屋根や外壁のテクスチャがなく見た面が豆腐のような真っ白な箱モデル(LOD1)がまだ多数を占めているのが実情です。
当社では、LOD1の建物について、負荷が高くならないように動作環境や利用用途に応じて最適なテクスチャライズを施します。現在はさらなる業務効率化を図るべく、窓・ドアを自動生成し、実画像を入力としてビルの色を自動計算する技術開発にも取り組み、検証を進めながら実案件でも採用を進めているところです。
さらにフォトリアルな空気感のある表現を目指し、 「PLATEAU SDK for Unreal」を用いた「Unreal Engine 5(UE5)」への取り込みや「PLATEAU SDK for Unity」の検証にも取り組んでいます。

窓・ドアの自動生成とビルの色の自動計算

Unreal Engine 5 による空気感の演出
市街地アセットモデル
当社では、ゲームエンジンのアセットストアや「PLATEAU」では提供されていない、日本国内の道路で使用されている道路標識や路面表示、信号機やガードレール、自動車や人など、高品質な自社開発アセットパーツを多数保有しています。標識の形状ゆがみ、錆、塗料の退色、路面表示・区画線のかすれやひび割れといった経年劣化の再現や、信号機の点灯・点滅表示も可能です。

道路付属物の位置情報を活用した「PLATEAU」への市街地アセット自動配置
「PLATEAU は航空写真と建物情報を主体とする3Dモデルデータのため、道路に関してはテクスチャや標識などの細かい情報がありません。
当社では、道路標識や信号機、横断歩道や停止線、ゼブラゾーンなど、地図データに含まれる道路付属物の位置情報をパートナー企業から入手し、それに基づいて実際の位置に独自アセットを自動的に付与する技術を開発しています。
PLATEAUに当社独自開発の高品質な3Dアセットを組み合わせることにより、フォトリアルな都市空間シーンを効率的に実現することが可能です。
広域土木におけるDEM活用と自然地形アセット生成
広域の土木分野における、地形データの3D化と仮想空間上で土壌・樹木などに高いリアリティをもたせて再現するアプローチです。
点群やフォトグラメトリ由来のDEMデータを、ゲームエンジン対応のハイトマップへ変換し、スケールや位置などを調整して取り込み、地形を再現します。地表の分類は関連した位置情報などを活用し、岩肌や草地などの範囲に対して、マテリアルの設定を行い作業時間を効率化します。樹木などの配置にはプロシージャル(Procedural)な配置ツールなどを用い、サイズやテクスチャにランダム性を加え、自然さながらのリアリティに向上させます。
輸送機器や自動車などの走行・搬送シミュレーション、建設計画・土地開発のシミュレーションやアーカイブ化など、多用途に活用が可能です。
