
CARLAソリューション
日本仕様のリアルな走行環境をCARLA上に再現──研究開発に即使える走行シミュレータ構築支援
CARLAソリューションは、日本国内での自動運転等の開発に特化した最適なシミュレーター環境を提供します。左側通行の走行パス生成、日本の街並み再現などCARLAを「日本仕様」に合わせた形で提供。研究開発の初期段階から即戦力となる環境構築を支援します。
CARLA活用でこんなお悩みありませんか?
- CARLAを使いたいけれど、日本の環境にそのままでは合わない
- 日本の道路や信号、標識の3Dモデルが見つからない/使えない
- PLATEAUやOpenStreetMapを活用したいが、どう使えばいいかわからない
- 左側通行など日本特有のルールを再現できない/やり方が難しい
- 既存データと組み合わせたシミュレーション環境を構築したいがノウハウがない
CARLAソリューション──日本仕様のリアルな交通・街並みを再現する4つの特徴
特徴1 日本の道路・建物・標識をリアルに再現
シリコンスタジオ独自の高品質3Dアセット(SSAL)、PLATEAU、OpenStreetMapなどを活用し、日本の街並みを高精度に再現。標識・信号・道路素材など、日本固有の都市構造に対応します。
- SSALに付属する信号機、標識モデルを利用可能
- SSALに付属するマテリアルにより、アスファルト、歩道等の質感も向上
- PLATEAUの植生データもSSALによりハイクオリティ化

特徴2 データの最適な選定と最適な利用
保有する3Dモデルやデータ、地図データなどを組み合わせたハイブリッドな環境構築に対応。既存資産を無駄にせず、用途に最適化されたシミュレーターを構築できます。
- 建築物はPLATEAUのモデルを活用します。広さや要求されるクオリティによってどの詳細度(LOD)を利用すべきかの検討から実施します。
- 横断歩道、道路の白線については、OpenStreetMapのデータを利用し自動生成する仕組みを有しています。PLATEAUの白線(都市整備モデル)があるエリアはPLATEAUの白線を利用するなどハイブリッドな情報利用を可能にしています。
PLATEAUの白線を利用した場合
特徴3 左側通行に対応した走行パスを生成
OpenStreetMapを活用し、左側通行に対応したリアルな走行ルートを生成。交通ルールや車両挙動の再現もスムーズに。
OpenStreetMap以外のデータ活用についても気軽にご相談ください。
特徴4 シリコンスタジオ独自の3D景観・市街地アセットで日本の街並みを高品質化
シリコンスタジオでは数々のシミュレーター開発実績で培ってきた独自のノウハウと、日本国内の道路で使用されている標識等、高品質なアセットパーツを保有しています。ゲームエンジンによるゲーム/シミュレーター/メタバース開発に活用可能です。各種開発にかかる納期を短縮いただけます。
- 各種シミュレーターで使用できる高いクオリティ
- パラメーターによる経年劣化
- ブループリントによる信号機抑制
シリコンスタジオ3D景観・市街地アセットライブラリ(SSLA)詳細はこちら >

動作環境
本ソリューションは、以下の環境でご利用いただけます。
対応OS | Windows、Ubuntu |
対応CARLAバージョン | 0.9.x, 0.10.x |