導入事例

製品検査向け機械学習用CG画像合成ツール

株式会社クボタ

株式会社クボタに対し、製品検査向け機械学習用に不良種画像(3D)と背景画像(2D)を合成し、学習用CG画像を生成するソフトウェア(以下「CG合成ツール」)を開発、提供いたしました。2022年2月発表

クボタ/シリコンスタジオ

不良種CGデータのPoCを経て、不良種画像と背景画像を合成するソフトウェアを開発

クボタにおけるPoC※1では、当社が制作した不良種CG画像をAI分類モデルに入力し、推論結果が正しい不良種として信頼できることが確認されています。その結果を受けて、CG合成ツールはゲームエンジン※2(Unreal Engine 4)で開発されました。
CG合成ツールは、背景画像と不良種画像を選択し、画面上で画像を確認しながら貼り付ける領域や大きさ、角度、照明条件などの各種パラメーターを、GUIにより自由に設定することができます。生成する画像枚数を指定して生成・保存、設定時のパラメーターも設定ファイルとして保存することが可能です。
当社は今後もCGおよびゲームエンジンの活用により、日本のものづくり産業の生産性向上に貢献してまいります。

製品検査向け機械学習用CG画像合成ツール

※1 PoC:Proof of Concept、概念実証、有効性の検証
※2 ゲームエンジン:コンピューターグラフィックスによるアプリケーションやコンテンツ開発において必要なライブラリやツールなどの機能がまとまったGUIベースの統合開発環境です。高品質な3Dグラフィックスを比較的簡単に作成できる仕組みが揃っているため、近年はゲームや映像コンテンツのみならず、自動車や建築、製造業などの産業分野で活用が進んでいます。米Unity Technologies社の「Unity」と、米Epic Games社の「Unreal Engine」が高いシェアを誇っています。

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