
Silicon Studio Bone Dynamics
自然な“ゆれ”をリアルに再現──
軽量・高精度なボーンベース物理演算で、破綻の少ない揺れもの表現を実現
「Silicon Studio Bone Dynamics」は、自然で破綻の少ない揺れ表現を追求した、Unreal Engine対応の物理演算プラグインです。高速なボーンベース処理に独自ロジックを加えることで、リアルな動きを実現。豊富な衣装プリセットとリアルタイムプレビューにより、容易にモーション調整が可能です。制作現場の意見・要望をもとに改良を重ねた仕組みにより、スムーズな開発を支援します。
モーション制作でこんなお悩みありませんか?
破綻してしまう・・・
- スカートから足が貫通してしまう
- 髪や旗が突き刺さる
- 早い動きでバタつく
運用しづらい・・・
- 動作チェックに時間がかかる
- パラメータ調整が面倒
- 思った動きにならない
Silicon Studio Bone Dynamics の3つの特徴
特徴1 自然な動きを実現
独自開発したロジックにより、クロスシミュレーションに頼らず自然な揺れ挙動を再現。衣装や髪の毛などもリアルに。
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- マント・スカーフなどのふんわりした自然な揺れを再現する計算手法を開発
- キャラクターの動きに連動してゆれを追加することではためき感を実現
特徴2 物理破綻を極限まで抑制
破綻・めり込みといった揺れもの特有の問題を、独自の制約・コリジョン計算手法により制御し、実行時の安定性を確保。
- 横方向のバネ拘束により余計なばたつき・めり込みを防止
- 細かい空間・時間分割でのコリジョン判定により、ボーンの密度不足や動きが早すぎることによるめり込みを防止
- ボーン間で動きを連動させる機能により、ボーン構造を変更せずに簡単に破綻抑制
- 座る・倒れるなどの動きをした際に、床面にめり込みを防ぐためのコリジョン設定が可能
特徴3 使いやすさを追求
リアルタイムにプレビューしながらパラメーター編集が可能。開発の現場で即時フィードバックが得られ、開発効率を高めます。
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- 衣装ごとのプリセットを多数準備。トゥーン用に誇張表現のプリセットも用意
コート、マント、スカート、袖、スカーフ、ロングヘア、ポニーテール、ツンツン髪、リボン、ゴム、鎖 - 設定したパラメーターはプリセットとして自由にセーブ・ロードが可能。チーム内の共有も容易
- 既存プリセット、保存したプリセットをベースに、簡易調整することで時間を短縮
- コリジョン設定にUnreal Engine標準のPhysics Asset とEditorが利用可能。使い慣れた機能を利用して制作
- 衣装ごとのプリセットを多数準備。トゥーン用に誇張表現のプリセットも用意
その他の機能
- 風ゆれ機能
UEの環境設定の利用と独自設定が可能
ランダム性のある自然なゆれを実現 - Grabber機能
ネックレスなど両端が固定された形状の扱いが可能 - 物理シミュレーションのリセット機能
カットシーンの場面切替時など用に自動/手動でリセット可能
動作環境
本ソリューションは、以下の環境でご利用いただけます。
提供形態 | ライブラリ |
対応OS | Windows、Android |
対応ゲームエンジン | Unreal Engine |
※SS Bone Dynamicsは、SPCR Joint Dynamicsをベースに開発しています
よくあるご質問
Q. Unreal Engine以外でも使えますか?
A. Unityなどに対応することも可能です。また、コンソール機での動作に対応することも可能です。まずはご相談ください。
Q. カスタマイズは可能ですか?
A. 各種カスタマイズも可能です。